変形性膝関節症とは

変形性膝関節症とは

膝の関節表面にある関節軟骨が摩耗したり、とげ状に骨が増殖した骨棘が形成されることで体重をかけた時に痛みが出ます。関節液もたまり、はれや痛みの原因となります。

国内でも患者数は７００万人と言われています。
男女比は１：４と女性に多く、O脚や肥満の人によく見られます。

変形性膝関節症の症状

• ＜初期＞立ち上がりや歩き始めに痛みを生じます。
• ＜中期＞正座、階段の昇降が困難になります。
• ＜末期＞安静時にも痛みが取れず、歩行が困難となります。

一般的な変形性膝関節症の原因

・一次性膝関節症
・二次性膝関節症

の二つに分かれると言われています

一次性膝関節症

・老化現象に関節の使い過ぎが加わって起こるもの。

関節軟骨が年齢と共に弾力性を失い
↓
使い過ぎによりすり減り
↓
関節が変形する

二次性膝関節症

加齢以外の要因
・膝関節内の骨折
・靭帯損傷
・化膿性膝関節炎
・痛風

などが挙げられます。

当院が考える変形性膝関節症の本当の原因

もしあなたが、この痛みを根本的に良くしていきたいのであれば膝に電気を当てたり、マッサージを受けたり、飲み薬を飲んだり、湿布を貼っているだけでは改善は難しいでしょう。
なぜなら、その膝の痛みの原因は「体のバランスの崩れ」にあるからではないでしょうか。「体のバランスの崩れ」により、そのひずみが結果として膝に現れているからだと考えられます。

見方を変えると、あなたの体のバランスがそれ以上崩れないように膝が頑張ってくれているとも言えます。まずは崩れたバランスから整えないと、いくら膝の治療をしても、膝の痛みは再発してしまうのではないでしょうか。膝の痛みは必要があって生じている痛みだと考えられます。