デスクワークで骨盤が広がる?腰痛・姿勢悪化を防ぐ簡単習慣
こんにちは
心と体の健康をサポートするつくば市のパワースポット整体院
まきもと整体院・院長の牧本です。
今回は骨盤のお話です。
昔と違って、骨盤がガチガチという人は今はあまり見なくなりました。
今の人はどちらかというと骨盤が緩んで、動きすぎ、広がり過ぎてトラブルが起こっている人がとても多いです。
特にデスクワークの人に言えるのですが、
「座っている時間が長い」
「頭を使っている時間が長い」
これが骨盤が緩んで広がる原因になっています。
一つずつ解説します。
➀座っている時間が長い
デスクワークや運転などずっと座った状態で仕事をしている人は
常に上半身の重みが骨盤にかかってしまいます。
骨盤周りの筋肉が使えている人は適度な締まりがあり、骨盤が広がることなく下からしっかり内臓を支え持ち上げることができるのですが、
そうでない人は上半身の重さに負けて、骨盤が広がってしまっています。
特にデスクワーカーは頭や目に意識が集中しているため、
下半身への意識が薄く、骨盤の内部でハンモックのように底を形成している骨盤底筋や骨盤の外側にあるお尻の筋肉が緩んでいき、
骨盤が広がってきてしまいます。
➁頭を使っている時間が長い
デスクワーカーに限らないですが、現代人はスマホやパソコンなど画面を見ている時間が非常に長く、目や耳を極端に多く酷使しています。
そのため、頭がギュッと固まってしまい、頭の血流が低下することで、頭痛やめまいなど様々な症状を引き起こしてしまいます。
脳が収まっている頭の内部の空間のことを頭蓋腔と呼ぶのですが、
体には他にも腔と呼ばれるものがあり、
肺が収まっている胸腔、
胃や肝臓などの内臓が収まっている腹腔、
骨盤の内側である骨盤腔
などがあり、
それぞれがうまくバランスを取り合っています。
頭がギュッと固まると、それに対して骨盤はバランスを取ろうとするため、緩んでしまいます。
これが頭の使い過ぎで骨盤が緩む理由です。
骨盤が緩んで広がる理由をなんとなく理解していただけたでしょうか?
次に、
骨盤が緩み過ぎて広がってしまうと何が問題なのかについて話していきます。
骨盤が広がることによる問題は腰痛やぽっこりお腹、冷え、むくみなど様々ありますが、
重要なものとしては
内臓が下がってしまうということ。
内臓が下がると横隔膜も下がり、心臓まで下がってきます。
(老化とは心臓が下がることと言う人もいます)
呼吸は浅くなって全身の末端隅々にまで酸素を送れなくなり、また呼吸が浅いと気持ちも落ちやすくなります。
さらに脳へ血液が送られにくくなり
視界が狭くなったり、頭が重くなったり、めまいや眼精疲労などの症状にも繋がる可能性があります。
自律神経失調症の方も、この脳への血流低下が関係していたりします。
~体を支えられる骨盤にするための2つの習慣~
対策としては、
➀かかと上げ運動
自然と適度な締まりのある骨盤を身につけるのに、誰でも簡単に行えるのが「かかと上げ運動」です。
踵はくっつけてつま先は少し開く程度にします。
太ももの内側に軽く力が入る感覚で行うと骨盤の内側が締まりやすくなります。
5~10回程度、歯磨きする時、駅で電車を待ってる時など隙間時間に行ってみてください。
回数は少なくてもいいので毎日行うことが大切です。
➁脳を休める時間を作る
また、普段から頭を使い過ぎている人はできるだけ思考から意識を外す時間を作ると良いです。
例えば、
・何も考えずに没頭できることをやる。
・目は焦点を合わせず、口をぽかーんと開けてぼーっとする。
・自然の中に身を置く。
・歩きながら五感を使う(足の着き方、景色、自然の音や香り)
・瞑想をする。
このように、「考える時間」を減らすだけでも、脳の負担が減り、疲労が軽減されます。
睡眠の質が悪い方にもおススメです。寝る前に思考を手放す時間を取ることでリラックスして眠りやすくなります。
この2つの習慣を続けることで、骨盤が安定し、姿勢や呼吸が整いやすくなります。
日常に取り入れやすいもの、毎日実践できることから取り組んでみてください。
本日も最後までお読みくださりありがとうございます。
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